株式会社ゆうわの始まりは、平成18年11月11日。
元々、住宅メーカーをはじめ、建築業界で営業マンとして勉強してきた私には、サラリーマン時代からどうしても煮え切らないものがありました。
それは、お客様にとっての家は、人生最大のお買い物。家族みんなの夢が一杯詰まった宝物。

しかし、建築会社は、それが仕事である以上、工期というものがあるし、自由設計とはうたっても、実際には決まった「枠」の中での自由設計でしかなかった。会社運営・人件費を考えたら、当然のことなんだという会社側の意見。批判しているわけではないけど、どうしても自分自身に納得がいきませんでした。不器用で採算度外視と言われても、どうしても、お客様の理想に限り無く近付いた家を建てたかった。会社運営を考えればこそお客様の夢の家を叶える仕事をするべきではないのか。それは、一時的には売上も下がるかも知れない。しかし、長い目でみたら・・・。満足のいく家を建てることができたら、自然と仕事は増えるものなんじゃないか？施主さんはもちろん、自分が理想どおりの家を建てたことを友人知人に話すだろう。その物件に携わった協力業者さんも、手抜きのないやりがいのある仕事をこなせば、人に話したいもの。やがて、それは口コミとなって広がる。人が人を呼ぶ。そう真剣に考え始めていました。そんな考えを会社に話すと、「甘い！」で閉ざされました。「この夢を実現するには、もう自分でやるしかないんじゃないか。」そんな自分の気持ちを素直に会社に伝えたら社長は、快く受けてくれた。もちろん、今でもアドバイスをいただく関係は続いています。それが、「ゆうわ」の始まりでした。

まずは、とにかくスタッフ探しから。社員を抱えれば、当然人件費がかかります。少しでも、お客様の夢の実現を考えると、人件費も押さえなくてはな りません。しかし、意外にも人探しに時間はかかりませんでした。気がつくと、「ゆうわ」に不器用？な人達が集まってきたのです。共通点は、「金より信用」。みんな、会社の社長さんです。「ゆうわ」と仕事したところで、儲からないことはわかっているはずなのに、それでも、彼等は「おもしろそうだから、俺も仲間に入れてくれよ」と言ってくれたのです。今、彼らは自分たちの仕事を存分に楽しんでいます。そう、みんな同じ気持ちだったのです。お客様の夢の実現は、自分達の理想のカタチだったことを分かっていました。みんな、本当の充実感、本当のやりがい、本当の仕事、を求めてここに集まった仕事人です。

「家づくりは、幸せづくり」。
「お金」とか「儲け」とかから始めたわけではありません。「信用」「思い」が、人を引き寄せたのです。みんなが言います。「おもしろそうだから、俺も仲間に入れてくれよ」今、契約時に必ず言っていただける、お客様の一言があります。「私たちを、お仲間に入れていただけますか？」
なにをおっしゃいますか。それは、私たちゆうわのセリフですよ。